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価値 | 重量 | 買値/売値 |
14 | 0.1 | 60文/ 文 |
スペインのカスティーリャ(カスチラ)地方が発祥のお菓子。現在では出島のあった長崎での名産品である。
卵・小麦粉・砂糖又は水飴を用いた生地を炭窯で上下から炊きあげて作る。
水飴を用いないカステラが昔ながらの製法で、水飴を用いると現在のカステラのようなしっとりとした食感になる。
伝来当時日本では馴染みの薄かった乳製品を用いない菓子だったためボーロと共に長く日本に残り、後の江戸時代に大ブームを巻き起こした。
主に茶会の茶菓子に供されるほか、栄養価の高い材料を用いるため一種の栄養食として贈られることもあったという。
実はこのルーツのお菓子はカスティーリャ地方からは消えてしまって、カステラがその姿を残すだけである。