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分類 | 価値 | 重量 | 特殊効果 |
酒 | 3 | 0.1 | 酒 |
買値 | 売値 |
30文 | 6文 |
酒とは、アルコールを諸々の方法で発生させた飲料物の総称。
古来、その「酔う」という感じが神秘的かつ心霊的な物として思われ、宗教界では、その是非が問われている。
日本酒の、つまり、清酒の発祥は不明であるが、はっきりしたものは7世紀にはいってからである。近い製法は、中国の三国志に詳しいが、稲作と同時に酒造技術が流入したかどうかは不明。
どぶろくは民間に製法が広まるが、清酒は正式な祭事(御神酒参照)に使われることもあって、朝廷が管理していた。
しかし、朝廷が著しく弱体化した平安末には管理力が衰え、代わって荘園などによって、資本力のあった寺院が酒造りの主流となる。これらは僧坊酒とよばれ、以降、室町末にいたるまで高品質の僧坊酒と中低品質の民間酒という形で酒造りは続いていった。
後に、寺社は信長らによる弾圧により衰退し、その技術は各地へ散逸していった。技術が民間に流れたことにより、酒造技術が飛躍的に高まり、江戸時代以降、民間の酒蔵が隆盛していくことになる。
なお、現在の清酒は、江戸時代に大幅に改良されたものであり、この時代の酒は、現在の酒よりも、むしろ「みりん」に近い、甘味の強いものであったと想像されている。