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分類 | 価値 | 重量 | 買値 |
食料 | 20 | 0.1 | 616文 |
梅、とくに梅干しとその副産物梅酢は戦国時代に欠かせないものであった。
梅酢は戦傷の殺菌消毒用途として、梅干しは一粒でも飯の種になることから陣中食として用いられた。
また、小田原は東海道の要衝にあったため旅人も梅干しを求めることが多く、梅の需要は非常に多かった。
相模一帯を拠点にした北条氏(特に北条氏の先祖北条早雲)もこれを理解しており、城内や武家屋敷のみならず
相模一帯で梅の栽培を奨励し、梅園を造り、増産に努めた。平時は梅花を眺め、戦時は梅干しに供したという。
特に小田原の曽我梅林は梅の名所としても有名であり、現在でも神奈川県小田原市曽我に大きな梅林が残されている。