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【食料】
分類 | 価値 | 重量 | 特殊効果 |
食料 | 3 | 0.1 | 食事 |
買値 | 売値 |
6文 | -文 |
薩摩芋とはその名の通り、かつて薩摩特産であった根菜作物である。
日本への伝来はかなり早く、1604年に中国から沖縄(琉球)に伝来し、その後琉球を攻め取った
島津家久の命により、種子島で栽培されたのが薩摩における薩摩芋の始まりである。
切り取ったツルを地面に刺すだけで育つほどの旺盛な生命力を持ち、薩摩地方では救荒食料として重用された。
1732年に起こった享保の大飢饉でも、薩摩芋が普及していた九州地方では餓死者がほとんど出なかったほどである。
ただしこの頃の薩摩芋は今のサツマイモほど甘くなく、このような甘味変異種は1898年まで発生しなかった。
それでもでんぷんと食物繊維に富み、また焼酎の原料になることから、薩摩芋は今も昔も非常に重用されている。