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分類 | 価値 | 重量 | 特殊効果 |
酒 | 8 | 0.1 | 酒 |
飲むと野外でのみ価値×4、即ち、32の気合回復量が加算される。効果時間は2分15秒。
僧坊酒は、文字どおり、坊主が作る日本酒で、「多聞院日記」等に詳しい。
古来、酒とは、国家が管理し、作るものであったが、日本では当初、神職が管理し、次に、朝廷が管理し、後に、僧都などで作られるようになったとされる。
世界的に、こういった宗教団体が酒造を行ったことは、珍しくは無い(キリスト教ににいたっては、ワインの例を待たず、教会でワインを仕込むことが多い)。
しかし、本来的に飲酒を禁止している仏教がこれを担ったことは、日本の宗教観のおおらかさ(悪くいえば、いい加減さ)を示すものでもあると考えることもできる。
民間が作った酒に比べ、おおむね上質であり、好まれていたが、信長を筆頭とする武家の弾圧により、寺社が衰退した安土期には、寺院で作る酒はほぼ消滅、その技術は民間に流れ、今の酒蔵の原型となっていくのである。