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価値 | 重量 | 攻撃力 | 耐久度 | ウェイト修正 |
10 | 16.4 | 88 | 60 | -1 |
命中補正 | 回避補正 | 物理耐性 | 妖術耐性 |
+2 | *2 | - | +10 |
装備可能 | 全職 |
装備区分 | 剣術系武器 |
必要Lv | 25以上 |
付与効果 | 腕力+25 |
妖力 | 自己修復(50回) |
加護 | 鬼 |
源頼光が、畿内を荒らしまわっていた酒呑童子の郎党を大江山にて襲撃したさいに、酒呑童子を切ったとされる刀。蜘蛛退治など多くの逸話を残す頼光の伝記のなかで最も有名な鬼退治伝説である。
安綱は平安時代、伯耆に現れた刀工。
平安〜江戸時代の刀を古刀というが、これは最初期の古刀にあって反りが強く、斬に傾いたつくりをしている。実際江戸時代の死体斬り(当時、死人試しと呼ばれ、罪人の死体を使い、刀の切れ味を試すことは一般であった。多くの刀がこれによって切れ味を試され、刀としての等級がつけられている)では六人を切断し土台(ここに達すると刃が痛むため、それと死体の間には糠袋がある)に達したという。
普通の刀では1人切断できれば最上級の大業物とされたし(というよりも、最初から1人しか寝かせないのが普通)、2人も切れればそれこそ名刀である。
そもそも4人いっぺんに切れれば四つ胴と呼ばれて、達成できれば刀を振り下ろした人物は記録に残るほどの偉業である(特に江戸後期においてはこれを達成した人はほとんどいなかった。これは斬りの技術が形骸化などにより落ちたせいでもある)。
そもそもたいていの刀では1人も真っ二つにはならないし、半分程度切れれば業物となる。
その点この安綱の切れ味は脅威であるとしか形容しようがない。
六つ胴は当然これを振るった町田長太夫という試し切りの達人の腕がなければ実現しなかったであろうが、同時にこの刀でなければなしえないものであったのは言うまでもない。
秀吉は刀を非常に愛好し、多量の刀を大阪城に集めた。
しかしこの童子切だけは気味悪がって近くには置かなかったという。まさにこの切れ味は妖刀に比類するものであろう。