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分類 | 価値 | 重量 | 特殊効果 | 買値/売値 |
食料 | 14 | 0.1 | 食事 | 60文/ 文 |
日野菜(ひのな)は、安土に近い近江国蒲生郡鎌掛村が原産のカブ。蒲生貞秀(蒲生氏郷の4代前)は日野菜を漬け物にしたところ、大変に美味しく、懇意にしていた公家・飛鳥井雅親を通じて、後柏原天皇に献上した。後柏原天皇はその美味しさに大いに感動し、以下の歌を詠んだ。
近江なる ひものの里の さくら漬 これぞ小春の しるしなるらん
これらの故事から、日野菜漬は「さくら漬」という名称が著名となった。近江を井伊家が統治した時代には、門外不出の漬け物として扱われた。明治期に解禁されると、少しずつ日本全国に広まり、現在では、コンビニ弁当などでもよく見られるオーソドックスな漬け物となっている。