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分類 | 価値 | 重量 | 特殊効果 |
便箋 | 1 | 0.1 | 信書 |
買値 | 売値 |
3貫 | --文 |
30字*10行
羊皮紙とは、文字通り羊の皮を使って作った、中世前期までのユーラシア西部において現在の紙の用途を担っていた代物。
パピルスという植物性のものもあったが、こちらは生産に手間がかかったし、主な生産地であるエジプトから遠い地域では手に入りにくかった。
また、羊皮紙は強度が高く、両面に書くことも出来るため、本などに適していたため好んで使用された(ただし羊皮紙は高価であるため、パピルスとの混合使用が主であったようである。もっともどちらも庶民がおいそれと使える値段ではない)。
その後、タラス湖畔の戦いでイスラム側に捉えられた中国側の兵士が製紙を生業とする人物であり、そこからイスラム圏に紙が伝播、さらにヨーロッパに伝播すると、羊皮紙に変わり大量生産が可能な紙を使用するようになった。
しかし、現在でも儀典といった宗教行事、外交文書といったものには使われており、少数が生産されている。
また、現在は画材店で買えるが話によれば、値段はA3の大きさ一枚で、上質な子羊革を使用したものが100ドル(約1万1000円)、羊革を使用したものが60ドル(約7000円)程度とのことで、大変高価である。
ゲーム内でも、イベント品や生産といったPC流通品を除いてNPC販売の便箋では最高値である。