・・・

まあつまらないけど書くか・・・w
うまくかけないとはねぇ・・・いやだなぁ・・・
というかこれ読んでもつまらなそうだから話しかえるかw


昇進試験

ということでまあ泰成とかの話は凍結・・・w
城戸が主人公となって与力試験の話で始めますw
・・・でも二回あるんだよなぁ・・・一回目は武田、二回目は斉藤・・・
ソロでやた斉藤でのことでいいかw
注意:上忍くのいちは男に変えます。話し方がぎこちなくなってしまうのがいやだからw
注意:フィクションです。正直本当の話ではありません・・・多分・・・

三日月が明瞭に見えるよく晴れた夜・・・
城戸は忍頭に呼ばれた。何事かと思い、急ぎ馳せ参じた。
「お頭様、何事でございますか・・・?」
「来たか、城戸・・・」
お頭と目を合わせるのは久しぶりであった。美濃へ流れ、そして仕官したのはつい最近のことであった。
「実はな、お主を与力に昇進させるという沙汰が下っておるのだが・・・お主が与力に見合うほどの力を持っておるか、それを確かめようと思ってな・・・」
「ということは・・・?」
言葉には気を使っているものの、ぎこちないしゃべり方だ。何かこなさなければならないのか・・・それが頭をよぎっているため、多少緊張感を持っていた

その緊張感はお頭と対面したからだろう。お頭と会う際、周りには上忍が多数いる。そして自分を見ている・・・
冷や汗をかきながら、城戸はお頭に尋ねた
「お主に試練を言い渡す。詳しくはそこのいる上忍と話せ」
「はっ」
やはり何かをしなければならないか・・・
それよりも何をするのだ・・・・?ともかく先ほどいたのかいなかったのかわからないが今姿を現している上忍と話すことにした。
「お前が今回与力の試練を言い渡された下忍か・・・なるほど、素質はあるようだな」
会とともにそういう上忍の男。
「さて、簡潔に話そう。今回お前がやらねばならぬ試練とは元同志を殺すことだ」
「・・・!」
「何を驚いておる・・・?今は仲間ではない。敵となればいずれ我らに仇なす者となろう・・・その者たちを殺すのだ」
「私が、ですか?」
「・・・怖がっておるのか?忍にはなれぬようだな・・・」
多少失望と嘲笑を抱いたようだ。あざけわらってるように見えた・・・
「出来ぬと申すなら忍をやめ、農民にでも戻るがいい。そして道に己が躯を晒すがいい・・・」
「・・・いえ、出来ます・・・」
「本当だな・・・?ならば言い渡そう。元同志・・・つまりもともと我らの仲間だった者が事もあろう事か出奔し、敵に寝返ろうとするものがいる。その者を見つけ出し・・・殺せ・・・」
「・・・」
「三人殺し、その三人のマゲをとってこい。それがお前に言い渡す試練の内容だ」
「わかりました・・・」

「言っておくが手加減はするな。相手も必死だ、下手をすればやられかねんぞ」
「はい」
言い終わると姿を消し、闇にまぎれていった・・・
「お頭・・・あの者はできぬと思いますが・・・」
「ふん、できぬならあやつもそこまでの者。できたらできたでまた道は続く・・・」
「・・・」
「もう用はない。元にもどれ」
「はっ」
そして上忍も闇へと消えていった・・・





元同志を三人殺す・・・
どうしたものか・・・
いずれやらねばならぬこととは思っていたが、こんなに早いものとは・・・
城戸は夜の稲葉山を駆け、美濃を走り出した
隠れるとするなら木陰や岩場など見つかりにくい場所・・・
不本意ながらも元同志、抜け忍を殺すことに・・・
・・・
無言で夜の稲葉山、美濃を駆けた




三日後
ようやくそれらしきものをみつけることができた。一人は昨日殺した・・・
しかし忍であるため、迂闊に近づけば殺される・・・
とりあえず様子を見ることにした。
・・・日没直前
見つけた男・・・2人は住処と思われる家へと歩いていった
そのままいけ・・・家へ入った途端に襲って・・・
そう考えていた。が
「むっ・・・!?」
―気づかれたか・・・!
一瞬にしてすぐ横の野原へと移動した。
「追っ手か・・・我等2人を殺しに来た、そうだな?」
答えには応じないつもりだ・・・いやもうわかってるはず・・・
手で手裏剣をとろうと構え・・・
「そうか・・・」
その言葉を言い終わると同時に三人は動いた
2人のうち小柄な男は左へ、大きいほうは右へと走り、城戸の斜め横から仕掛けてきた
城戸はすぐさまその場所を退き、その際に手裏剣を2人に向かって投げた
2人はそれを背中にある刀を抜き、その刀ではじいた
「裏切り者には死を・・・」
城戸はそう言いながら刀に手を当て、抜いた
2人も抜き、双方共にかかろう走り出した
尋常でない速さ・・・・
「ふっ!」
―吹き矢・・・毒かっ
小柄な男は吹き矢を飛ばしながら宙へ飛んだ
かろうじて吹き矢をかわす城戸。しかし前には大柄な男が立っており、刀を袈裟懸けで斬りかかってきた
―くっ
バク転で後ろによけ身構えなおす城戸、しかし小柄な男が上から手裏剣や吹き矢などを投げてきた
同時に大柄な男は好機と見て横に刀を構えながら走ってきた
―万事休す、かっ?
それならば・・・
城戸はまえに走り出した
そして持っていた刀でこちらに切りかかろうとする大柄な男を袈裟懸けで斬った
「ぐああああああああぁぁぁぁぁっっっ!!!」
命中
男はそのまままえに倒れた。死んだかどうかは確認している暇はなかった
「きさまあああああああ!!!!!!!!!」
小柄な男はまた手裏剣などを投げてきた。今度はかなり多くよけきれない
かわせるだけかわした。横によけて。しかしいくつかは左肩などに当たってしまった
「ぐぅ・・」
痛い、が今はそういってられる状況でなかった。小柄な男は本当に怒っており、もう何が何でも自分を殺そうとしていた
「これでも・・・くらえ!」
懐にしまっていた小刀を抜き、男の腹に投げつけた




距離はあった。しかし男は血が上りすぎていてただ殺すということしか考えていなかった。
ドスっ
腹に鋭利な刃物が刺さった
「ぐっっ」
血反吐を吐きながら、ただひたすら憎き忍へ走る
―よくも・・・!
持っていた刀を、構えなおして最期の一刀を浴びせようと走った




何・・・!
腹に小刀をくらいながらも平気で走ってきている
いや・・・
もう感覚などないのか・・・!?
ともかく体制が崩れていたのですぐさま立ち、刀を構えた
「うらみはないが・・・」
「これで・・・終わりだっ!」
男と城戸の両方の刀がそれぞれの体に斬りかかった
かなりの血しぶきが上がった・・・
双方共に動かない・・・
やがて・・・
「くぅ・・・おのれぇ・・・っ!」
そう言うと前に、倒れた
倒れたのは男であった。城戸は肩で息をしながら、立っていた
男はもう助からないようだった。最期に聞こうとしたのか、口をあけた


「なぜ・・・我等を殺す・・・!?」
「・・・命だ・・・」
「命・・・命だと!?・・・そんなもので・・・か!?」
「・・・」
「俺ら兄弟は・・・もう人を殺すのが・・・嫌になった・・・」
息も絶え絶えになりながらも言い始めた
「そして2人で抜け、平和に・・・暮らそう・・・と・・・」
「・・・」
「そこ・・へ・・・きさま・・・だ・・・・よくも・・・」
「・・・」
「あとで・・・思い知ること・・・となろう・・・・・・人を殺す・・・ことの・・・・・苦しさ・・・を・・・」
最期の言葉になろうと、男は言った
「いつかは・・・きさま・・・も・・・・おも・・・う・こと・・・・と・・・なろう・・・ぞ・・・」
息絶えた
重苦しい空気の中・・・ただ月夜の下で城戸は血に濡れながら月夜の光に照らされていた・・・




「お頭様、ただいまもどりました」
あれから三日後。
ようやく稲葉に戻り、報告をすることとなった。三人の遺体は桜が舞う丘に埋め、供養をした・・・
「うむ、戻ったか」
再び見るお頭、しかしまえより目つきはきつくない
「これで一端の忍だな・・・今をもって与力へと昇進させるとの通達だ。・・・殿へお目通り願え。」
「・・・」
「どうした・・・?」
まえよりも暗く沈黙する城戸にお頭は眉をゆがめて聞いた
「・・・元同志の・・・最期の言葉が耳に残りまして・・・」
沈痛な声であった
「今の世に人を殺したくないという考えを持っておるものがいるとしたら、そのものは自らの身を捨てることとなろう・・・。気に病むな」
「・・・はい・・・」
確かに今の世で人を殺さずにいきるのは・・・無理だ・・・
しかし何か・・・何か回避する手立てはあったのではないか・・・?
心中複雑である。城戸は・・・悩み始めた・・・
そして毎週3度ほど桜が舞う丘へと足を運び、自らが殺めた三人の墓にいき、手厚く供養をした・・・


ふぅ
なんかなぁという話かw
まあいいやw
とりあえずこれ読んでみて、どう思ったか・・・最初にあるコメントに感想をお願いします。。。

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Last-modified: 2007-12-10 (月) 03:46:47