藤さんの修得を手伝ったり雑談したりと
マッタ〜リプレイな数日。
冬の気配も濃厚になり巷では早くもクリスマスイルミネーションが
街を明るくしている今日この頃、いかがお過ごしでしょうか。
私自身は木曜日にやっと「ハウルの動く城」を見に行って来ました。
いやはや物心ついたときからジブリ作品を見続けてきた
熱狂的なファン(私ね)からすれば少し残念な作品だったかもしれません。
ハウルがビジュアル的に格好良すぎる、と思うのです。
どうも勝手な思い込みなんですが宮崎氏には「未来少年コナン」や
「天空の城ラピュタ」の様な素朴な主人公を描いて欲しかった。
どうも「もののけ姫」から主人公の美少年化が始まった様で・・・
(いや、「耳をすませば」からか)

しかしながら圧倒的な映像美と表現手法。
観客を飽きさせない物語の起伏と起承転結。
ファンタジーならではの不思議な魔法や空飛ぶ機械など
魔法と未来が合体したような独特の世界観に引き込まれます。
登場キャラクターの個性も感情移入に一役かっています。

さてなにかと話題な声の出演ですが
「荒野の魔女」の三輪氏はバッチリなはまり役。
「ソフィー」も少女の時は若干老けたイメージを持たせますが
倍賞さんの女優で培った演技力(ちと不思議な表現だが)でカバーしています。
90歳のソフィーはもちろん◎。
「カルシファー」や「マルクル」は「千と千尋の神隠し」で
実力が実証されているので語るまでもないでしょう。
さー話題の「ハウル」ですが・・・なんとなかなかイイです。
公開前日までテレビで一度の声が流れず多少、批判の声もありましたが〜・・・
いやはや化けましたな。
感情の隆起の部分では違和感があるのは否めませんが
声を聞くだけなら木村拓哉さんだとは分からないくらいです。

とにかく私の感想としては「見るべし!」ですね。
今回の作品は世界情勢に合わせてなのか戦争という暗い部分が
多く描かれています。
戦争に翻弄されながらもあくまでもジブリ調に楽しくなっています。
ただ物語が難解なのも事実で、見終わった後?と思うなら原作を
読んでみることをオススメします。

私は鳥肌が立ちっぱなしの130分でした。
世界のジブリアニメ。天晴れ!

(あー信on関係ないね)


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Last-modified: 2007-12-10 (月) 03:46:48