時間が押して来てるので、さっさと書いてしまいましょう。
さて、美都の試験の手がかりですが、わたしの忘れっぽい頭の中に、さんぜんと「上野」という文字がありました。
他は何を言われたのかは覚えていないけど、それをいわれたときに、「あ、上野だ。」と思ったと言う事だけおぼえていたので、いきなり、美都は当てずっぽうではありますが、上野にむかうことになりました。
隠形を覚えたので、とにかく、消える事ができる。あの鈍足では、足曲がりの横を回避するのも、不可能でしょう。
陰陽の空は、神足もできるし、とにかく素早いので、それに慣れていると、美都の足の遅さが恐ろしく強調されて、うーっとなりますね。
で、とにかく、足曲がりのところにきたので、隠れて(これが結構、時間も長いので、便利だと思いました。)移動して、無事に上野にたどりつきました。
さて、そこで町の中で、修験者を探せと言う事だったので、何にも考えないでぶらぶらしていたら、すぐにその人が見つかりました。
それで、採集に必要な、道具とかを借りて、(もらったのかな?後で壊れてしまったので)そこで、又、時間の関係で落ちる事に。
この日は、ちょこまかと、信長にきては、落ちましたね。
平日だとぶっ通しで、片付けしてしまうんですが、休日だということもあるし、相棒も来ていたし、この何日か、日中これないので、友だちと対話して、「忙しいんだよ。」などと、近況をほうこくしたりとか。
でもそれも、片付けの間で、よっぽど座りたくなったとか、重いものを持ち過ぎて、腕がだるいとか、そう言う時に、休憩と称して、ソファーに座り込んでインしたというわけです。
ゲリラ的な出現だったんで、何時の間にか来て、何時の間にかいなくなってるというかんじだったですね。
最初片付けをはじめたときは、あまりのそのやる事の多さに、呆然となりましたが。
どこから手を付けたら良いのかと思ったりもしましたけど。
まあ、几帳面なひとなら、一ケ所ずつやって行くんでしょうが、わたしは、どうも几帳面じゃないらしくて、あちこち手をつけてしまうので、今みたら、どこがどうかたづいてるのか、本人以外には到底解らないようなすごい、状態になっています。
でもこれでも、今日のリサイクルのひきとりには、ギリギリだけど、間に合う自信あるし、あとやる事も、おそらく1時間くらいだと思うので、午前中はできるだけ、信長やります。
犬がいるので、外まわりの片付けのほうが、大変ですね。まだまだ使える犬小屋でも、衛生上の問題があるのか、粗大ゴミになるんですね。
それを移動したり、いちばんたいへんなのが、よしずの解体で、270cmのものを、30cmに折って袋詰めするんですが、わたしは身体が小さいので、いちいち足を書けて、足で折るんですよ。
台風とかで、すぐによしずが折れたり、ばらばらになってしまうので、つぎつぎに買い足して行った結果、たくさんのよしずがここに存在するので、それを全部折って袋詰めして行かないといけないのです。
なんでも、それくらいのおおきさのものを、粗大ゴミにだすと、かなりかかるとか。
区からも、自分で折りなさいといわれたので、言われた通り折ったりしていますが、なかなか、すすみません。45リットルのゴミ袋にたぶん、5袋くらいになりますか。
それを、何十個もださないといけないので、天候や、こちらの中の進行具合と様子見ながらやりたいと思いますけど。
そんなわけで、いくらでもやることのあるわたしは、美都の試験の為、諏訪湖に行く事にしました。
いきあたりばったりできたので、様子見と言う感じではありましたが、心配した相棒が、まるで保護者のように遠い所から、見守る中、おいてきぼりの目をかいくぐって、採集を始めました。
おいてきぼりは。23で3体もいるので、つかまったら、ひとたまりもないだろうなと思いながら、どんどん数歩進んでは、採集をくり返しましたが、何もありません。
そのうち、緊張がとけて、うろうろしたとたんに、おいてきぼりにつかまってしまいました。
自分はまだ17なので、あっけなかったですね。
たいした攻撃手段を持たない薬師なので(いや、技能を修得していないだけかも)当然、すぐに逃げるつもりで、逃亡のコマンドしましたが、3匹に、3回攻撃されてあっけなく「あれ?」という感じで死んでしまいました。
でも、その理由がわかりましたね、すぐに。
美都は、何の付与もしてなくて、六も飲んで無かったし、生命はわずか432で、気合いも637でしたから、空みたいに、気合いや生命を付与して強いのとは根本がちがっていたというか。
ぜんぜん何の用意もしないで、来て居たというところですね。
まさかそんなに、生命が低いとは思いも寄らず、(気がついてなかっただけですが)あっと驚いて、これは無理も無いな−と、思わず、苦笑してしまいました。
それを遠くで見て居た相棒は、美都を転生してくれたあと、見るに見かねて一つだけひんとをくれたのです。
その湖に張り付いていても、そこからは出ないよと。
それで、範囲をひろげることにして、又隠れて移動して、おそらくそれは、わたしの予想では、おいてきぼりがうろうろしているあたりにあるに違い無いと。
それでなければ、あぶなくないので、誰でもすぐにとれるし、簡単すぎる。
少しずつ、移動しながら、おいてきぼりを隠れてやり過ごしながら、いなくなったら、採集して、また、隠れてを繰り返しながら、相棒が、離れた所から「おいてきぼり23、3体を発見。」と言ってくれているのが何となくうれしかったですけどね。
それをくりかえしているうちに、やけに、おいてきぼりがしつこくうろうろしている所を発見。
なかなかあっちに行かないし、隠れたりして、やっとやりすごしたら、そこで、出ましたね。
やっぱり、隠そうとするとわかりますよ。
あんなにしつこくいたら、なんかありそうっておもってしまいますから。
と言う訳で、無事、なんかの根っこを手に入れた美都は、相棒に感謝しつつ、甲府にもどりました。
でそこで又落ちて、片付けしたので、そんな慌ただしい日でした。