へぼ日記・・・/2005-03-23
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開始行:
三太郎が例の村に行ってから数時間後・・・
~
そろそろ昼にさしかかっていた
~
しかし天気は大雨となっており、稲葉山の市も今日はやりそう...
~
城戸は恒邑の屋敷に泊まっていた
~
朝なんとなく話をしようと恒邑の屋敷を訪ねたとき、雨が降り...
~
止むまでの話であったが・・・今日は止みそうになかった
~
また、その屋敷には恒邑・城戸の他に小三田・平次郎もいた
~
「今日は止みそうにないな・・・」
~
雨が降っている庭を見て、少しため息をつく恒邑
~
「このようなときに大雨とは・・・不吉な感じがする・・・」
~
小三田はそういう。しかしその言葉に平次郎は
~
「不吉?忍者が不吉などと・・・ただ雨が降っているだけでは...
~
といった
~
この前敬語は使わずに気楽に話そうと城戸は皆にいった。
~
しかしそのため、きつい言葉もでるようになった・・・
~
「平次郎は別にいいだろう・・・そういうのには鈍いからな」
~
「ふん・・・たとえ鋭かったとしてもだ、今動けん状態で何を...
~
別に仲が悪いということではないが、少々きつい言葉になると...
~
「そうだな・・・とりあえず、準備だけでもしようか」
~
「ですね・・・」
~
恒邑の言葉に同意する城戸たち
~
そして黙々と自分の道具を用意し始めた・・・
~
~
一方、三太郎の屋敷では・・・
~
「まだできないのか!さっさとつくれ!!」
~
怒鳴り散らす宗栄の姿があった
~
三太郎は黙々と薬を作っているが、その後ろに宗栄がいるため...
~
「だああ、わかってるよ!いちいち言わなくていい!」
~
それなりに頭にきていた三太郎、なにしろ朝から無断で宗栄が...
~
しかも「薬をつくれ!早く!!」と何度もいっているため、呆...
~
しかし依頼の量がはんぱではなく、かなりの時間を要するもの...
~
さらに微妙な分量の調節があるため、後ろで騒がれるのは気が...
~
「言わなきゃつくらんだろう!」
~
「今作ってるんだよ・・・ってああああ!!!お前のせいで分...
~
三太郎は薬研を指で指した
~
先ほどもっていた皿に入っていた弟切草などが下に置いてあっ...
~
「それぐらいなんだあ?」
~
「それぐらい?てめえ、分量間違えた上に必要ねえ物まではい...
~
頭を抱えて言う三太郎
~
「そんなのどうでもいいだろうが!」
~
「じゃあてめえ作れ!!!」
~
後ろでたっていた宗栄の胸倉を掴み、先ほど自分が座っていた...
~
「材料はお前の物を使っていいんだよな?」
~
「そこにあるものだけ、な。それで作れるんなら俺は薬師やめ...
~
「それならやめる準備をしておけ、へぼ薬師!!」
~
「なんだと〜!?」
~
「ああ〜?やるか!?」
~
次の瞬間、三太郎の屋敷は大騒動となった・・・
~
ちょうどそのとき、雷が落ちた・・・
~
終了行:
三太郎が例の村に行ってから数時間後・・・
~
そろそろ昼にさしかかっていた
~
しかし天気は大雨となっており、稲葉山の市も今日はやりそう...
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城戸は恒邑の屋敷に泊まっていた
~
朝なんとなく話をしようと恒邑の屋敷を訪ねたとき、雨が降り...
~
止むまでの話であったが・・・今日は止みそうになかった
~
また、その屋敷には恒邑・城戸の他に小三田・平次郎もいた
~
「今日は止みそうにないな・・・」
~
雨が降っている庭を見て、少しため息をつく恒邑
~
「このようなときに大雨とは・・・不吉な感じがする・・・」
~
小三田はそういう。しかしその言葉に平次郎は
~
「不吉?忍者が不吉などと・・・ただ雨が降っているだけでは...
~
といった
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この前敬語は使わずに気楽に話そうと城戸は皆にいった。
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しかしそのため、きつい言葉もでるようになった・・・
~
「平次郎は別にいいだろう・・・そういうのには鈍いからな」
~
「ふん・・・たとえ鋭かったとしてもだ、今動けん状態で何を...
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別に仲が悪いということではないが、少々きつい言葉になると...
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「そうだな・・・とりあえず、準備だけでもしようか」
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「ですね・・・」
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恒邑の言葉に同意する城戸たち
~
そして黙々と自分の道具を用意し始めた・・・
~
~
一方、三太郎の屋敷では・・・
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「まだできないのか!さっさとつくれ!!」
~
怒鳴り散らす宗栄の姿があった
~
三太郎は黙々と薬を作っているが、その後ろに宗栄がいるため...
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「だああ、わかってるよ!いちいち言わなくていい!」
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それなりに頭にきていた三太郎、なにしろ朝から無断で宗栄が...
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しかも「薬をつくれ!早く!!」と何度もいっているため、呆...
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しかし依頼の量がはんぱではなく、かなりの時間を要するもの...
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さらに微妙な分量の調節があるため、後ろで騒がれるのは気が...
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「言わなきゃつくらんだろう!」
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「今作ってるんだよ・・・ってああああ!!!お前のせいで分...
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三太郎は薬研を指で指した
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先ほどもっていた皿に入っていた弟切草などが下に置いてあっ...
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「それぐらいなんだあ?」
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「それぐらい?てめえ、分量間違えた上に必要ねえ物まではい...
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頭を抱えて言う三太郎
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「そんなのどうでもいいだろうが!」
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「じゃあてめえ作れ!!!」
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後ろでたっていた宗栄の胸倉を掴み、先ほど自分が座っていた...
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「材料はお前の物を使っていいんだよな?」
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「そこにあるものだけ、な。それで作れるんなら俺は薬師やめ...
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「それならやめる準備をしておけ、へぼ薬師!!」
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「なんだと〜!?」
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「ああ〜?やるか!?」
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次の瞬間、三太郎の屋敷は大騒動となった・・・
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ちょうどそのとき、雷が落ちた・・・
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