環境が良くなると、人は堕落する・・・。
 かつてまだ特化目録がなく、武芸不遇と言われていた時代・・・それでも我は武芸者として生きていた。その頃の主力技能はやはり、四連撃。今の五連撃・改と同等の気合消費であるその技能をメインに戦い抜いてきた・・・しかし今日珍しく、敵をちょうど確実に一撃で倒せるという理由から五連撃・改をメインに戦闘をしてみると、使いづらい・・・。四連撃・改での組み立てに慣れきってしまい、この気合消費量をつらく感じるようになってしまっている。今の自分は、あの頃とは比べ物にならないほど強い・・・だが、武芸優遇のぬるま湯につかっているうちに、腕はあの頃よりも鈍っているのかもしれない。

 懐かしき昔話よな。あの、アタッカー忍者全盛・武芸不遇時代、それを巡る論争において、武芸も忍者と同等の腕力付与を施せば十分に強いと説いた我が言葉はごく少数にしか受け入れられなかった。あの当時反対意見を述べていた者達は、今のような時代がくることを想像できたであろうか?
 優遇職はいまいち意欲がわかぬ・・・いっそ武芸から武士道に走ってしまおうかと思うほどに。とはいえ今さら道を変える気もなし・・・ましてや別の職に対する意欲もわかない以上、現状維持に留まるわけだが。武芸があふれる中、我が存在は埋もれていく・・・もとより実力主義のこの世界、過去の実績など何の役にも立たない。武芸歴一年以上の我と、特化以後半年の者と、その価値に変わりなし、か・・・。

 なんにしても我のやることもまた、変わりなし。付与石作りであまり運がなかったので少々懐が寂しくなった以外は、相変わらずまったりと・・・。
 そろそろ根の国でも目指そうかという話が持ち上がるが、現状黄泉の魔犬を倒すのは鍛冶2の構成以外では非常に困難という。だが、琥珀隊の面子が最大限に活躍するためにはどうしても鍛冶2の構成にはできない。ならばどうするか・・・正攻法で倒せるレベルまでこちらが達すればよい。魔犬はレベル60・・・今の50前後主体の徒党でこれを倒そうと言うのは、40前後の徒党で50の敵を倒すようなもの・・・それもかなりハイレベルなボスを。以前の仕様での話だが、40くらいで本陣に行くような者もいたものの、我がはじめて本陣攻めに参加したのは50になってからのことであった。つまりそういうことだ。せめて徒党平均55程度になるまでは、根の国はおあずけということだの・・・。

 明後日からは合戦。ひさしぶりに真面目に参加してみるとするか。


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Last-modified: 2007-12-10 (月) 03:46:42