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2012年10月17日(水) 〜 2012年11月7日(水)2012年11月28日(水)
映画『のぼうの城』大ヒット御礼! / タイアップイベントの開催期間を延長します
成田長親:実はそこのじい様の畑仕事を手伝うておったのじゃが、勢い余って、うねを派手に壊してしもうてな。 (畑が…わしの畑が……。) 直してやろうと思うたのだが、もはや畑に入るのも止められてな。何もできぬ。 (畑……。お願いじゃから、もうおやめくだされ……。)
村長:後はのぼうさまがお帰りくだされば、万事、方がつくのですが… 残念ながら、ご本人はまだまだ興味がおありのご様子です。
成田長親:畑を耕そうとしたのじゃがな、鍬を持ち上げたらよろけて、農具を壊してしもうたのだ。 すまぬがわしの代わりに、《里普請の亀鉄》に頼んできてはもらえぬか?
里普請の亀鉄:ああ、代金は忍城から届けてくださるそうだ。成田さまの花押もあるから心配いらん。 代金のことは村長には内密に、だとさ。
村長:のぼうさまには大根の収穫をお願いしておりました。 ところが、あぜ道で転んで気絶してしまったのです。
(……ぐー……ぐー……。) 村長:のぼうさまなら、気絶したまま眠りこけてしまったようです。
村長:のぼうさまの余計なお働きで畑仕事の時間が取れないのですが、 あろうことか、未だに手伝うと仰っているのです。 なんとか止めてはいただけないでしょうか。
村長:ありがとうございます。本当に助かりました。 ついでに、のぼうさまを連れていっては…… (あきらめずにもうしばらくここに残ることにするよ。) いえ、何でもございません。
甲斐姫:長親なら《黎明の里》の《村長》にまだまとわりついているようだ。 わしはもう諦めた。あの阿呆の気が済むまで、放っておくことにするよ。 醜態ばかり晒しているようだが、あれで底の知れんところがあってな。 わしですらほとんど見たことがないくらいだが、一度はあやつの本領を見てほしいものだ。