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価値 | 重量 | 買値/売値 |
25 | 0.2 | 3貫795文/文 |
ポルトガルから来た少年使節団がクワトロテンプラン(キリスト教の四季斎日)の日に揚げていた魚のフリッターを、
誰かが斎日の名称をフリッターの名前だと勘違いして真似した料理がルーツといわれている。
(ただし揚げるという料理手法そのものも以前からあり、正確な起源ははっきりしていない。)
江戸時代には野菜の天ぷらが主で、「10歩歩けば天ぷら屋台に当たる」と言われるほど屋台売りが多かった。
しかし、油を多く使い、またその油の臭気で質が決定されるため、俗な料理にも高級料理にもなる料理だった。価値の高さはそのためだろう。
なお、徳川家康は鯛の天ぷらによる食中毒で死亡したという説があるが、家康が鯛の天ぷらを食した日と実際の死亡日時が三ヶ月開いており、誤りであるとされる。